キャンプにおける必要な配慮


青空の下で楽しむキャンプは、開放的でとても気分が良いものです。ストレスの解消にもなりますので、大いに楽しみましょう。しかしながら、間違った楽しみ方をすべきではありません。キャンプは垣根の少ない開放的なスペースで楽しむものです。だからからこそ、きちんとまわりに配慮をしなければなりません。その配慮を欠くことにより、まわりのキャンパーにストレスを与えてしまうことにもなりかねません。

以下に「キャンプを楽しむための最低限のマナー」を記載いたします。お互いに配慮しあい、気持ち良くキャンプを楽しみましょう。


挨拶をする。

お互いに気持ち良くキャンプをしましょう。


ドンチャン騒ぎはしない。

夜遅くまで騒ぐのはやめましょう。騒ぐ声や花火の音など、寝ている人には大迷惑です。また日中であっても、音楽を鳴らすのであれば音量には注意しましょう。「夜中に騒ぐ」「音楽を大音量で鳴らす」等の行為は、近所迷惑なので自分の家ではしないはずです。キャンプ場でも一緒です。まわりの方への配慮を忘れないようにしましょう。


自分の子どもを放任しない。

皆で楽しくバーベキュー。子どもは食事を終えて、はしゃぎながら遊び始めます。大人達は、いつの間にやら本格的な宴会モード。子どもから目を離し、飲み食いや話に夢中。自分の子どもが、他人のキャンプサイトを走り回っていても知らん顔。この様な光景をよく目にします。キャンプ場では、調理や照明に「火」を使います。子どもがランタンポールやバーベキューコンロに衝突すれば、大やけどをする可能性もあります。その様なところを走りまわるのは、たいへん危険です。


のびのび自由に遊ばせることは大いに結構ですが、放任されると他のキャンパーは大迷惑です。子どもの安全や他のキャンパーのためにも、必ず自分の子どもは見守るようにしましょう。また小さな子どもには、ランタンやバーナーなどには近づかないよう教えておきましょう。


ゴミは持ち帰ること。

ごみを持ち帰るのが基本。キャンプ場にて回収してくれる場合は、ゴミ捨てのルールを守る。これは当たり前のことです。次に訪れた方が気持ちよくキャンプ場を使えるよう、きちんとゴミを始末して帰りましょう。

またキャンプ場で、ゴミを出さなくても良い工夫をしましょう。
例:肉などは発泡トレーからタッパーに移し替えて持って行くなど

キャンプ場に限らず、ゴミのポイ捨てをするのはもってのほかです。来た時よりも美しくの精神が必要です。


火の取り扱いに気をつける。

これも当たり前のことで、山火事などを起こさないよう十分に注意しましょう。また、使用した炭を地中に埋めたりして、捨てて帰るのも厳禁です。きちんと炭消し壺などを使い、適切に処理をしましょう。火のついた炭に一気に水をかけて消す、火起こし中に着火剤を継ぎ足す、燃焼器具の不適切な使用などは大変危険です。絶対にやめましょう。


共有スペースを占拠しない、お互いに譲り合う。

炊事場などの共有スペースは占拠せずに、きちんと譲り合って使いましょう。また流しなどに出たゴミはきちんと片づけ、皆が気持ちよく使えるようにしましょう。




リフレッシュをしようとキャンプに行き、他人からの迷惑でストレスが堪るのは嫌なものです。思いやりを欠如した自分勝手な振る舞いが、こういった事態を引き起こすのです。他のキャンパーへの配慮を忘れずに、思いやりのあるキャンプをする様に心がけましょう。






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